CIM(3次元モデル)活用工事
CIMは、2012年に国土交通省から提言された取り組みで、調査設計段階から3次元モデルを導入し、施工・維持管理の各段階で3次元モデルに連携・発展させることで、生産性の向上を目的としています。
弊社では、国土交通省から発表された「CIM導入ガイドライン(案)」をもとに、CIM実施計画書の作成から成果品の作成まで対応しております!
BIM / CIMとは
国土交通省の目標
国土交通省は、2025年度までにCIM(3次元モデル)活用工事の原則化を目指し、下記を目標にしています。
- 効果が期待される新規事業へのCIM(3次元モデル)の導入…2017年~開始
- 更なる導入推進を目指し、基準の整備・システム開発の促進…2017年~2020年(※目標)
- CIM(3次元モデル)を用いた維持管理の平準化…~2025年(※目標)
3次元データ CIM作成①
3次元データ CIM作成②
点群データ処理①
点群データ処理②
CIM(3次元モデル)活用工事の流れ
13次元起工測量
★を選択して測量(複数以上可)
- ★空中写真測量(無人航空機)
★地上型レーザースキャナー
★トータルステーション等光波方式
★トータルステーション(ノンプリズム方式) - ★RTK-GNSS
★無人航空機搭載型レーザースキャナー
★地上移動体搭載型レーザースキャナー
★その他3次元計測技術
-
2ICT活用工事
- 施⼯計画書
- 3次元設計データ作成
- MC•MG設計データ作成
ICT建設機械による施工 -
2BIM/CIM活用工事
- BIM/CIM実施計画書
- BIM/CIM活⽤費⽤の⾒積書
- BIM/CIMモデル作成•更新
BIM/CIMモデルの活用
3現況地盤+土工形状+構造物を組み合わせた3次元データを活用した施工管理
●3次元計測機器による出来形管理・品質管理(締固め管理)
★を選択して出来形管理・品質管理(複数以上可)
- ★空中写真測量・地上型レーザースキャナー
★トータルステーション等光波方式
★トータルステーション(ノンプリズム方式)
★無人航空機搭載型レーザースキャナー
★地上移動体搭載型レーザースキャナー - ★RTK-GNSS
★施工履歴データ(土木)
★施工履歴データ(河床等掘削)
★その他3次元計測技術
★TS/GNSS締固め回数管理
- 施工計画
- 数量計算
- 対外説明
4電子納品
- 3次元データ
- 施工管理記録
- BIM/CIM実施報告書
3次元データ活用方法土工編(ICT土工)
ICT土工とは
下記の施エプロセス①~⑤の段階において3次元データ を活用する工事をICT活用工事(ICT土エ)と言います。
- ①3次元起工測量
②3次元設計データ作成
③ICT建設機械による施工
④3次元出来形管理等の施工管理
⑤3次元データの納品 - ※①~⑤いずれかの段階で活用した場合
加点評価の対象となります。
詳しくは特記仕様書をご確認ください。
従来【TS‧レベル】
従来【TS‧レベル】
従来【丁張‧巻尺】
従来【丁張‧巻尺】
従来【巻尺‧レベル】
従来【巻尺‧レベル】
3次元データ活用方法構造物編(BIM/CIM)
BIM/CIM活用工事とは(令和5年度BIM/CIM原則適用の概要)
令和5年度より原則適用となる「義務項目」と、工事の特性に応じて選択する「推奨項目」に基づいて3次元モデルを活用する工事です。
- 発注形態・対象エ種の確認
- 設計段階で作成された
3次元モデルを使用 - 工事受注者が
3次元モデルを作成 - 活用目的を選定し実施計画書を作成、 活用に必要な費用の算出
- BIM/CIMモデルの作成
- BIM/CIM活用
義務項目(原則適用)
視覚化による効果(出来上がリイメージの確認、2次元図面の理解補助等推奨項目(1個以上選定)
「視覚化による効果」の他に省力化・省人化などの内容を含む活用目的(施エステップの確認、 施工管理での活用、不可視部の3次元化等)- 活用した内容・効果等を記載し実施報告書を作成• 3 次元モデルを電子納品
お問い合わせ・実績はこちら
私たちが対応いたします!
- 安全環境(宮城支店次長) 須藤早登子
- 増田幸人